記憶の成層圏 Ⅵ

2016.02.01

 国島征二 展

  記憶の成層圏 Ⅵ

「L gallery」 で開催されていました。

アルミニウム合金・真鍮・御影石・自然石 を使った作品。

全てに無垢の材料が使われていて、作品の深み・奥行き感・質感がすごく良く、作家の魅力的なデ

ザインをさらに強調しています。

展示会では、作品に触れる事が出来るので重さも伝わり、作品を体で感じる事ができました。

一目惚れした作品がありましたが、売約済でした・・・・・残念。

 

I Have an Idea 

2016.01.30

建築家 フランク・ゲーリー展
          I Have an Idea

現在、21_21DESIGN SIGHTで開催中の企画展です

アメリカを代表する建築家、プリッカー賞・アーノルド・W・ブルンナー記念建築賞・フレデリック・
キースラー賞・アメリカ国民芸術勲章・英国王立建築家協会ゴールドメダル等、建築界で最も
重要な賞を多数受賞しています。

代表作には・・・・スペイン・ビルバオのグッケンハイム美術館
          カリフォルニア州ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホール
          ニューヨーク市のエイト・スプルース・ストリート
          フランス・パリのルイ・ヴィトン財団

          等多数の有名建築を設計。

              ↑ パリ フォンダシオン ルイ・ヴィトンの模型

フランク・ゲーリーの設計プロセス等が紹介されています。
3次元での創造を超え、今では4次元での創造にまで進んでいる建築に驚くばかりです。

仕事の規模は全く違いますが、設計プロセスに大変刺激されました。

 

ARCHITECTURE,URBANISM,INNOVATION

2016.01.29

現在開催中の建築展

フォスター+パートナー展
都市と建築のイノベーション

場所:六本木ヒルズ森タワー52階 森美術館

ノーマンフォスターによって設立されたフォスター+パートナーズの代表するプロジェクトを

総合的に紹介する日本で初めての展覧会です。

世界45か国で300以上のプロジェクトを行う国際的な建築設計組織です

展示は模型・図面・スケッチ・映像・家具 等があり、それぞれのプロジェクトの計画から完成
までのプロセスが、紹介されています。
特に驚くのは、検討模型の数です。実際にどのような案が検討されたかが良く分かります。

展示の中には月面住宅等があり、近未来の姿等も研究されていました。

これだけ大規模な展示は見ごたえが有りますね!

 

JIA MAGAZINE 323

2016.01.28

2016.1  の・・・JIA MAGAZINE・・・が先日届きました。

JIA・・・・日本建築家協会

この本の中で「特集 ネクスト:建築家のこれから 」という特集があります

今回は18回目で・・・非日常の空間にある日常  佐藤年さんに聞く・・・でした。

佐藤年さんとは、京都の老舗旅館「俵屋」の11代当主。

この特集は大変参考になるので、毎回楽しみにしていますが、今回は特に私の大好きな

俵屋

の特集で、大変興味深く読ませていただきました。

写真を添付した本にも詳しく旅館の事は書かれていますが、また違う視点でのインタビュー
で面白かったです。

なるほど・・・・と思う言葉はいくつかありましたが、

特に私が印象に残った言葉はやはり・・・・  非日常の中に日常を持つ  ・・・・・・・でした。

俵屋さんらしい考え方だと思います。

これはまさに、私が俵屋に宿泊時に感じた思いでした。

特別な時しか泊まれない旅館ですが、今までに宿泊した旅館の中では

最高の場所でした。

今回、本を読みながら以前の事がよみがえり、また泊まりたくなりました。

毎年、季節毎に挨拶のはがきが届きます。その時にはいつも思うのですが・・・・・・。

   やはり大事なのは・・・・・・・・・・・俵屋さんが教えてくれます。

 

A・Project:雪

2016.01.21

昨年完成した本社工場に伺いました。

昨日は朝から雪が降り、予定していた打合せが出来るか心配していましたが

無事に終わりました。

2階の事務所スペース中心の中庭に雪が積もり良い雰囲気になっていました。

やはり、自然が創るデザインには勝てませんから、そのまま無理に使用して自然素材を
アピールするよりも、如何に自然素材をコントロールして扱うかが重要だと思います。

 

岡崎の家:中間検査完了

2016.01.18

「岡崎の家」は建築の中間検査が終わり、内部の造作工事及び外壁工事になります。

内部階段は鉄骨造です。

階段で2階に上った所の窓からは予定通り観覧車が見えました。

2階のリビングからルーフバルコニーには、障子を折りたたんで開閉する窓を採用。

環境の良い場所ですから気持ち良いです。

 

豊明の家:コンクリート打設

2016.01.16

1階のコンクリートを打設し、型枠の取り外し中です。

 
 

廻りに隣家が無いので、建物の外周 が良く見える為、全ての面で気を使っています。
特に各面の繋がりやバランスは苦労したところです。また外壁に設備機器が見えないように
極力注意しました。

このように、街中でない場所でも、電柱は気になります。今回は移動可能なので、移しますが!!

内部の壁はコンクリート打ち放し仕上げになります。(外壁は外断熱工法です)
屋根のコンクリート型枠を支える鉄の柱は一定のコンクリート強度になれば撤去しますが、
仮設であってもこれだけキチンと並んでいると気持ちいいですね。
もちろんこのような業者さんですから、コンクリート打ち放し精度も間違いないです。

コンクリートの壁は光を通さないので、明と暗が明快に表現できるので、メリハリがある
豊かな空間にする事が可能です。

平屋の屋上です。材料等がキチンと置かれ、掃除もしっかりされています。
やはり、この様な建設業者さんは施工も綺麗です。

コンクリート塀の天端の排水処理も完璧にコンクリートで作られています。
見えない場所をいかに丁寧に施工するかで建物は決まりますからね。

私の事務所では、鉄筋コンクリートの外断熱工法を良く採用します。今回の住宅もそれに
しています。仕上げの種類はいろいろありますし、色も自由に作れます。
外断熱工法は、結露も無く、コンクリートの保護効果もあり、年中快適に生活できます。
デメリットはコストです、内断熱と比較するとやはり多少高くなります。

今回は、これから色のサンプルを作成し外壁色を決めるので、この段階で現場を良く観察して
色の最終イメージを固めます。もちろん奇抜な色は使いませんが、微妙な所でいつも悩みます。

最後まで可能な限り検討です。

 

浅草

2016.01.15

「浅草文化観光センター」

設計:隈研吾建築都市設計事務所
施工:フジタ・大雄特定建設工事共同企業体
場所:東京都台東区
完成:2012年4月

  今更ながら、見ました。

  木の質感を生かした建物ですがなぜか違和感が・・・・・・・・。

  新国立競技場は期待しましょう。

 

 HAPPY NEW YEAR 2016

2016.01.05

                      本年もよろしくお願いします。

          

「豊明の家」配筋検査

2015.12.30

昨日、「豊明の家」の配筋でした。

特に問題は無く、来年1月のコンクリート打設待ちです。