本日 時之島の家 地鎮祭でした。
計画から本当に長かったですが スタートする事が出来ました。
2011.12.09
先日 2012年 『BANG&OLUFSEN』 の カタログを NEXT の方が届けてくれました。
その時に BANG&OLUFSENの USBメモリー(非売品) を置いていきました。
デザインが良いのは当たり前ですが、ネジの精度が抜群に良いです。
こういう所大事ですね。
2011.11.24
北大路魯山人 展
ー器食同源・美食の器ー
吉兆庵美術館コレクション
現在 三重のパラミタミュージアムで開催中です。
陶芸界にひときわ異彩を放つ 『北大路魯山人』。
あまりに有名な言葉 「うつわは料理のきもの」 という魯山人は四季折々の料理に合わせた器
を制作し発表してきました。作陶だけではなく 書や印章の制作等の多彩な芸術分野に才能を
発揮した人物です。
大正14年には高級料亭《星岡茶寮》を開設し、料理・料理の器はもちろんの事 内装や従業員の服装に至るまで演出し 財界人・著名人にもて映やされ、盛況を極めました。
魯山人の信条
「自然は芸術の極致であり、美の最高である」
「私の人生は、生来美が好きだ。人の作った美術作品も尊重するが、絶対愛重するものは
自然である。“自然美礼賛一辺倒”である。山でも水でも石でも、草木はいうに及ばず、禽獣魚介、
その他何でもこざれで、みながみな美しくてたまらない。だから、絶対好きである。」
魯山人の器を見ていると 引き込まれる感覚になる。のびやかで美しい陶器の中には魯山人の
自然美に感動する心があるのかな。
魯山人の言葉で私が好きなのは・・・創作は智恵が先じゃない、心が先だ、真心の発露だ、
真心あって、それを扶ける智恵が補佐役として付き従えば
良いのだと感ずる。
ちなみに 今回気になった陶器は・・・雲綿大鉢や織部風御ふぎ(扇鉢)でした。
魯山人の器で食事できたら幸せでしょうね!
2011.11.06
昨日 『長湫の家』 一年検査でした。
いつもに比べて手直し項目が少なかったです。監督さんと話しましたが やはり理由はありました。
特に優秀だったのは 「コンクリート」・「木製枠」・「壁の仕上げ」 でした。
心配していた主寝室のクローゼット内部の結露も全く問題なかったです。
結露については コンクリート住宅が多い 私の事務所では特に気になりますが、特別な方法で
施工しなくても、当たり前の事をしっかりすれば 発生しにくいです。その当たり前の事をするため
には 知識と経験はやはり必要ですけどね。
また イメージして設計した雰囲気よりも もっと良い空間になっていました。 本来 設計者
は全てにおいて計算し意図的に設計しなければならないと思っていますが 実際 完成した時に別
の力が働いて 意図した以上の空間になることがあります。今回の一年検査で特にそれを感じまし
た。
いろいろな理由はあると思いますが プロポーション・バランス・材質・色・ディテール では表現しき
れない事があるように思います。
検査後に今回も食事をごちそうになりました。
ご主人のプロの技で いろいろな料理を出していただきました。
「生牡蠣」・「鴨の・・・・・」・「魚の・・・・・」・まだまだありました。
最後にはロシア産高級「ウオッカ」を頂きました。それも「キャビア」と一緒に。
御馳走様でした。
何しに行ったのやら・・・・・。