↓ これ何だかわかりますか?
↓ 正解は・・・ブルーノ・ムナーリ、かたちの不思議シリーズです。
ブルーノ・ムナーリ って?
以前のブログ『バックミンスター・フラー』の中でも名前だけ出てきます。
実は、知らず知らずのうちに、子供の頃 この人の絵本を見たことがある人も多いのでは?
『木をかこう』や『太陽をかこう』
では絵本作家?・・・・もちろんその肩書きもありますが、ほんの一面で、美術家・グラフィック
デザイナー・プロダクトデザイナー・教育家など、多くの顔を持っています。
私の様な設計・デザインに関わる職業の人で、この人を知らない人はいないと思います・・・よね?
有名なものはいくつかありますが、イタリアのDANESE(ダネーゼ社)のデザイナーが一番有名
かもしれません。「エンツォ・マリ」等と共にこの会社でプロダクトデザインをしていました。
本の話題に戻って。
上の本は、古代建築から現代音楽まで、子供の遊びから高等幾何学まで、微生物から渦巻
星雲まで、雪の結晶からジェオデシックドームまで・・・・・。古今東西のデザインの知恵がちり
ばめられたムナーリのかたちの基本図鑑です。
ムナーリの幻の名作三部作 「Quadrato」・「Cerchio」・「triangolo」の新訳日本語版です。
2010年にデザイナーである阿部雅世さんの翻訳で発売されました。
この本は分かりやすいので、形態の単純な性質を知るのに最適です。
深いです。・・・・・・もっともっと勉強せねば・・・・・・・・。
ブルーノ・ムナーリ:2に続く。