次は群馬県の館林市にある群馬県立館林美術館です。
この美術館は10年程前に出来た建物です。一度見てみたいと思っていたのですが
場所が群馬県ですのでなかなか行く機会がありませんでしたが、今回頑張っていきました。
設計は高橋 青光一です。
7.5ヘクタールの広大な敷地に計画された建物は建築からランドスケープに至るまで
全てを美術館として位置づけています。
建物を構成している材料は石・アルミ・ガラス・水に限定し徹底してディテールを隠しています。
本当に徹底してます。したたかです。
中心にある半円形の展示室外壁の石積み(アフリカンレッドの割石)が印象的でした。
今回は開館10周年記念として・・・コレクションの10年ー自然と人間の調和・・・・です。
全ての展示室を使ってコレクションを紹介しています。
特にフランソワ・ポンポンの動物彫刻は顔が愛らしく全体にすごく優しい空気を感じます。
※フランソワ・ポンポン:ロダンの弟子として下彫りに従事した経験を持つフランスの彫刻家。
実はこの美術館・・・一番綺麗に見ることが出来るのは(鳥)だと思います。
鳥になって上空から見たいです。